Tears to Tiaraレビュー [ゲームレビュー]
Tears to Tiaraレビュー
発売元:Leaf
ジャンル:SLG
お薦め度 8/10
シナリオ
やっぱり、これがよかったっす。さすがはLeafの名前に恥じない素晴らしい出来でした。開始早々から面白そうな引きでその後の展開が気になって一気にクリアさせたくするシナリオは本当に優秀だと思います。
ぶっちゃけてしまえば、これはギャルゲーですけど、話のメインはギャルゲーじゃないですね。マジで!ここまで男性キャラばっかり活躍する18禁ゲームはみたことないな。でも、感動の渦に巻き込むこと間違いなしでしょう♪
選択肢がなく一本道なシナリオは賛否両論あると思いますが、これは一本道にしないとぐちゃぐちゃな話になりかねないのでしょうがないと思います。
戦闘パート
実はあんまりまともにやってないです・・。8人もの大人数をいっぺんに操作するのは無理なので、難易度超簡単でオートにしてシナリオだけ楽しむやり方にしました。なのであんまり書けませんが、悪くはないと思います。
ただ、魔法で味方もダメージを負うのは厳しいよぅ・・・。まぁこれはこれで、喰らわなかったら、ダメージ負わないのはおかしいとつっこまれるのでしょうけど(笑)
なんだか汎用キャラ育成モードがあるんですが、必要だったのか疑問だ。どうせ8名までしか出撃できないのなら、普通は主要キャラで間に合います。っていうか主要なキャラを差し置いて汎用キャラを使うっていうのは、そのキャラがよっぽど嫌いか戦闘に使いづらいんでないとやらないだろうしねぇ。
キャラクター別感想
アロウン(魔王さま)
本編主人公です。実は・・・。みたいな♪
まぁでも普段は、周りの女の子をまるで磁石のように引きつけ、ぶっちゃけモテすぎです。まぁでも、これくらい女性を侍らしている方が魔王っぽくていいですね?
リアンノン
メインヒロインの割には、キャラ的に弱かったと言われまくりですが、実際その通りかも?うたわれるもののエルルゥと比べちゃうと特にそう感じてしまいます。しかし、何故アロウンが一番リアンノンを特別扱いするのか・・・
その理由がわかったとき、シナリオの伏線の引き方に感動しました。正直、真の名前がプリムラって言われても、始めはSHUFFULE!(Navel)のヒロインの名前としか思えなかったし(爆)
アルサル
リアンノンの兄。彼の妹バカっぷりが本当に面白い。妹の服は全部アルサルが作ったっていう事実には誰もが衝撃を受けたに違いない。
実はアロウンと並ぶ最重要キャラです♪ぶっちゃけ、このゲームはアルサルの成長を描いた話と言っても過言ではないのですから。
モルガン
アルサルと一緒にバカをやる役ですね(違)。戦闘では弓を使うキャラは他にタリエシンくらいしかおらんので重宝したですね。
オクタヴィア
帝国の女戦士なんてたれこみだから、最初は敵として登場するのかと思いきや・・・
まさか!!・・・な登場だとは。
いやーでも、オクタヴィアさんはかっこよかったです。なんかピンチの時でも何かしてくれそうな感じで。モルガンと2人で最大のピンチを乗り越えるCGが素敵でした。
リムリス
戦闘には登場しない妖精さんですが、ほんわかした気分に癒された人多数ではないですか?オクタヴィアの次に好きです。
オガム
ただのじじいかと思ってましたが・・どうやら違うみたいですね。腕相撲でラスティと互角にできるのはなんでだろうって思ってた素朴な疑問もあれで解決だったし(笑)
エポナ
こいつを見ているとどうしても君が望む永遠のあゆを思い出さずにはいられないね。ぶっちゃけそういうキャラです。頑張って赤い糸を手に入れてください♪
ラスティ
見た目の可愛さの反面、力が強いというギャップが。戦闘ではアルサルの次に攻撃力高いんで、前線で敵をぶっつぶしまくってましたね♪
スィール
一言、「カニ」
ゲーム未プレイの人が読むと意味不明ですがね。ああいうぽけっぷりは好きですね。
タリエシン
さすらいの吟遊詩人。地味においしいところをかっさらっていくキャラです。エポナとの絡みのシーンも面白い♪
訪れる災い・・これがテーマの一つですね。普段、不真面目系なだけに、マジになるところは迫力がありました。
総評
キャラクター多すぎるのでこれ以上は勘弁して下さい。
その他言えること。
10時間くらいでクリアできる
何かと忙しい自分にとってはよかったけど、ボリュームを求める人にはちょっと不満点?
セーブ・ロードする場面が限られている
ちょうどいい台詞の直前で、面白いギャグの直前でセーブしたい人にはツラい・・。
でも、これら欠点を補い余るほどの良質のシナリオなのでそれを体感したい人は是非にって感じです♪
好きなキャラ:オクタヴィア、リムリス
好きなシナリオ:全部、あえていえばタリエシンのシーン
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