パンドラの夢 [ゲームレビュー]
パンドラの夢レビュー
発売元:ぱじゃまソフト
ジャンル:学園ループアドベンチャー
お薦め度:8/10
2003年4月某日・・
コンプティークのCD付録を何気に見直してみると、2001年の何月号かは忘れたけど
パンドラの夢体験版
がありました。それで、おもしれ~と思ったのがきっかけで購入。
それまでぱじゃまソフトなんか、ぱにけろなんてわけのわからん落ちモノゲーを出したところくらいの認識しかなかった。
だが、しかし・・・
やってみるとすごかった!!
シナリオ
8月25日から31日を延々とループするという内容。
しかし、なんつーかダマしです。
前半は、みんな明るく楽しく過ごしています。
しかし、ループを繰り返すたびに・・何かがおかしくなっていきます。
このゲーム何気に攻略順が決まっていて
蘭→実紀→陽詩美→スウ
って感じになります。
やっていくととりあえず、蘭がおかしいことになります!
そこから、今まで明るかったシナリオが一変、めっちゃシリアスになります。
ぶっちゃけ、明るいかと思ったら鬱ゲーだったってやつ。
気分が落ち込んでるときはやんないほうがいいです。でも、そうじゃない人は是非やってみて。面白いんだなぁ♪
システム
本当にコレ2001年に発売されたのかと問いたいくらいすごい。
システムは漫画の吹き出し調の台詞の出し方、イベントCGを頻繁に動かすなど、
当時としてはすごいことをやっていたんじゃないでしょうか?
音楽に暗いのが多いのが鬱を助長させるけど、ゲームの雰囲気には合っていたと思います。
キャラクター
橘蘭
蘭「ここで会ったが100年目って言葉知ってる」
唯人(主人公)「何だよそれ」
蘭「絵は後でも描けるけど、サッカーボールは今じゃないと蹴れないのよ」
唯「脈絡つながんねえよ」
蘭「命短し恋せよ乙女っていうでしょ!」
唯「お前のいうことわけわかんねえよ」
蘭「お父さん、お母さん。先立つ不幸をお許しください」
唯「勝手に俺を置いていくな」
こういう意味不明にギャグばっかり言うほど、シリアスになるとつらいですよ・・。
最初に蘭なわけで、これできつ~と思ったが、こんなのまだまだ序の口でした・・・
永源寺実紀
唯一の先輩。唯一まともな会話が通じる相手。
だが・・しかし・・・・・
お医者さんごっことかに期待してください(違
源陽詩美
「ドジって言ったぁ」
「いいもんいいもん、芋虫いじめてやる・・えいえい」
「むい~」
「頭撫でて撫でて~」
「ちょ~っぷ!!」
「しくしく・・・痛い」
って感じのやりとりを何度も見ることになります。
いいよねぇ。昔から気心知れてる仲って。
そんな天然系の陽詩美も本編に入るとすごく鬱ります。
前半で癒し分を補給しましょうね。
キーキャラは何故か唯一ループの外から来れる妹の春華ちゃん。
スウ
看護用ロボット。合宿中に見つける
もはや何も語りません。その目で確かめて下さい。
なんというか・・・究極の世界で究極の愛の形を是非体感しましょう・・・。
ここまでするか!?って感じな展開。いや、いつ終わるのか読めない展開というべきか?
総評
もはやこれ以上は全部ネタバレるんで言いませんが・・・とにかくかくにく、すごい!ということです。
(説明になってませんが・・・)
お気に入りキャラ:橘蘭
お気に入りシナリオ:スウ
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