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Hyper→Highspeed→Genius レビュー [ゲームレビュー]

Hyper→Highspeed→Genius (ういんどみる)

馬鹿な、この俺が恋など!
バカな、この俺がハーレム王だと!?

…そんなレビューで大丈夫か?

シナリオ
なんつーか、うっかりリアル中二病久司朗とその周りの関係をどう感じるか、で作品を気に入るかどうかほとんど決まっちゃうかもしれない。
簡単にいえば、キャラゲーの要素が強いということで、シナリオの重みとか気にする人には向かないかも。
主人公の能力、高速思考で全て解決していくカリスマー…かと思いきや、そうでもなくて、言葉巧みにみんなを騙して、騙したつもりが自身も恋をしただと…!?というか。

世界は割と絶望的なんですが、光理とのやりとりに安定感がありすぎて、なんとかなるだろーって思っちゃう心地よさ。ヒロインはツンケンしているキャラでさえ、人間に対する愛情を知っている人たちだから、どのシナリオに入ってもキャラクター間のやりとりの暖かさを味わえるのがよかった。


グラフィック
原画はミヤスさんとユキヲさんの二人体制。目の描き方が違うので区別はつきやすい絵ですが、問題にはならないでしょう。
印象に残っているCGはやっぱりアイリスメイド服と姫乃の笑顔。枕を抱きしめる光理。ピンポイントで破壊力が高いCGが来るのでそこも満足。
背景も安定のどみるで特に言うこともなし。背景のテレビではぴねす!の杏璃っぽいキャラが出てきて、少しびっくり。


音楽
BGMも楽しげな音楽が多くて、聞き心地のよいものが多かったと思っています。悪魔図書館と高速思考が特に印象に残っている。
悪魔図書館は時をつかさどるミステリアスな雰囲気を、高速思考は選択肢で出てくるのもあるのか、テレビのクイズ番組とかで問題を考える時間に流れそうな雰囲気がありましたね(笑。
ボーカル曲もオープニングは勢いがあって、エンディングも気に入ってます。
声もとくにいうことなし。


総評
とにかく日常会話シーンのテンポがよくて楽しかった。自分の中ではそこに尽きるのかなと思っています。
そして、特に光理とユリウスの存在感が恐ろしい。ユリウスは登場しないときでも、いつでも久司朗のことを観察しているんだろうなーとか思っちゃう。寒気がカリスマッシュ。
久司朗の高速思考のインパクトも強いけど、ユリウスのせいで、すっかりカリスマゲーって印象が残ってしまう。
光理に関しては、正に兄さん安定剤。適度にお約束なボケをかましてくるセンスが好き。漫才ができそう。

皐月学園を攻略しているときに、変わった食べ物がいっぱい出てきて気になったり。
明太子パフェは福岡の某喫茶店に、小松菜アイスは東京江戸川区で名物扱いされてたりして、頑張れば食べにいけるけど、そこまでして…。
チョコあんまんはよくわからない。チョコまんとあんまんは実在するので、両方買って一緒に食べれば風味が味わえるかもしれないなーとか。

脱線しまくりでしたが、それくらい気に入ったということでご理解いただきたいと思っている。
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