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やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。9巻 感想 [ライトノベル]

ついにイラスト担当のぽんかん⑧の数字も超えてしまった…。

8巻の終わり方がとてもモヤモヤする終わり方だったので、この後どういう風に収拾をつけていくのか非常に興味のあった巻でした。
本当は昔は素直だったのに、色々笑いものにされたりして、捻くれていった人の末路は、やっぱり素直に生きたいってことだったのかなーとか考えてしまいます。
欲しいものはきちんと手には入ってないのかもしれない。でも、それを願って行動することを笑わないで受け止めてくれること自体がすごいことだと思うのです。
しかし、さらにこの巻の凄いところは言葉の恐ろしいところも描いているところかと思いました。八幡の「本物が欲しい」という言葉に影響を受けてしまって、葉山に告白するような行動にうつした、いろはの存在については、人に影響を受けることの怖さみたいなところも見えたりして、本当に心理をつく面白くて(良い意味で)嫌味な作品だなぁと思いました。

この巻は今までの中でも一番好きな巻だし、これまで読んだラノベの中でもかなり上位にお気に入りの本になりそうです。


やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。9 (ガガガ文庫)

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。9 (ガガガ文庫)

  • 作者: 渡 航
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2014/04/18
  • メディア: 文庫



コメント(2) 

コメント 2

jade

今回の話はいつにもまして良かったですよね。八幡が本心を吐露したシーンは不覚にも感極まってしまいました。それにいろはすがここまで魅力的なキャラになるとは正直思わなかったので嬉しい誤算でした。あと平塚先生も相変わらず男前だったですしね!(←ここ最重要
by jade (2014-05-06 19:45) 

wing_t

jadeさん
いろはすがここまで出てくるとは思ってませんでしたよね。
平塚先生は早く誰かもらってあげてください…
by wing_t (2014-05-11 17:19) 

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