FORTUNE ARTERIALレビュー [ゲームレビュー]
FORTUNE ARTERIAL（オーガスト）
オーガスト作品全部やった身としては、これは集大成な作品と言っていいと思います。
毎回そうなんだけど、今回は特にそういうのを強く感じた。
全作品の要素が少しずつ盛り込まれ、それでいて、欠点が克服されている。
クリア直後で上手くまとまんないけど、いつか上手く考察としてまとめたいですね。
（といいつつやったためしは、かにしの以外ないというツッコミは置いといて…）
とりあえず、これから始める人は瑛里華のあとに桐葉やった方がいいとだけ。シナリオ
出だしがとても冴えない印象で、それはオーガスト作品どれもそうなんだけど（ぉ、
いつもオーガスト作品って出だしだけじゃ秘密だらけで、体験版やっても意味ない。
やってて、つくづくオーガストっぽくないけど、やっぱりオーガスト的です。
バイナリィでいえば、休憩時間のだべり、はにはにで言えばカフェテリアでだべった、あのまったりな空間は今作では、寮でのお茶会。パーティー的だけどアットホームでみんな楽しく意味のない話を咲かせるというノリが帰ってきて嬉しかった。そういう雰囲気が好きなので。あけるりにもあったけど、お話上どうしても若干堅苦しい感があったし。
オーガスト作品は今まで、はっきり言ってしまえば、大ラストはともかく個別ルートでの後半の盛り上げ方が下手な作品が多かった。
上手になってきたと感じたのは、「夜明け前より瑠璃色な」からでしょうか。
そして今作FORTUNE ARTERIALでは、さらに無難な所へ持っていったかな。
各ルートでは問題点をはっきりさせながら丁寧に作っていて、ちょっと違うし上手く言えないけどToHeart的なキャラの可愛さを出しつつ、無難に小規模だけど感動的な盛り上げ方をしていく。
あと、サイドビュー（ヒロイン視点）描写の使い方があけるりより遥かにうまくなってる。
本当は、PS2で追加された「夜明け前より瑠璃色な」の翠・エステルルートで感じたイメージが一番似てるんだけど、こっちを引き合いに出しても理解できる人は少なさそう…。
グラフィック
べっかんこうさんの絵は確かに判子絵なんだけど、いい意味で安定してていいと思うんだ。
設定ありきで攻めるオーガスト、背景絵の枚数も特に不満なく。
その力の入れようはデモムービーで宣伝してるし、それを見た方が早い気が。
にしても屋上に樹木とか芝生とか誰がどうやって管理してるんでしょうかね（笑。
立ち絵の動かし方とかは、直前にやったのがぱれっと作品っていうのもあって物足りないけど、それでも、伊織を吹っ飛ばす瑛里華の立ち絵なんかもきちっと用意していて、抜かりはない。
ボイス
これにどう文句をつけろと…。
つけたくてもつけれません。
プレイ前は観村咲子さんに保奈美的なイメージを持ってしまいそうと思ったけど、プロをなめちゃいけませんね。
イメージ的には白役の姫川あいりさんがピッタリすぎるんですが、どこから引っ張ってきたんでしょうね？
音楽
さりげに曲数は多いんですよね。ActivePlanetsって未だに私には謎なんですが、
キラーサウンドみたいなのはなかったけど、無難にエロゲっぽい音楽の集大成って感じ？
音楽には疎いのでイメージでしか語れませんが。
ボーカルの人はとても有名な人の別名義という噂でもちきりですが、それはそれ。
特別凄いわけじゃないけど、嫌いなわけでもなく中の上レベル。
総評
オーガストはよくぞここまで成長したなぁ。
バイナリィで惹かれたモノをここで6年近い歳月を経て成長してもう一度見せてくれた。
自分的にはそれだけで満足です。
プリホリ以降の作品がどうも納得いかなかったんだけど、自分が見たかったのはこういうのだったんだ…と。
自分が見たかったのは超展開じゃなくて、ラストにみんなが絡む話だったんだ…と。
理屈ではなくて感覚的なもので申し訳ないんですが。
自分は6年経っても成長しませんね（苦笑）
確かに甘っちょろい理想論的な話かもしれません、確かにプリホリのような「超」といえる展開はありません、確かに物事はこんな単純には解決しません、確かに突き詰めるとおかしいところばっかりです。
でも、そんな細かい理屈をふっとばしてくれる暖かい話や人間関係、そして理想論、それぞれのキャラに何らかの伏線を持たせる綺麗さ。
そんな所に自分のオーガスト好きな原点があったのかと思い知らされました。
と、堅苦しい話は抜きにして、もう少し「八幡平司」は活躍するかと思ってたんだけどなぁ。地味な所で大活躍してますけどね。
それにしても、伊織×征一郎の怪しい関係が気になってたまらないですな。
そんな男キャラが気になってしまう変な魅力を持った作品でもあります。
好きなシナリオ：千堂瑛里華
もちろんラストに関わる方。
好きなキャラ：東儀白、紅瀬桐葉
白はマスコット的な可愛さ。あと、白がおびえて震えるシーンとか面白かった。
桐葉は、不器用な可愛さ。
なんていうのか、妹にするなら白、嫁にするなら桐葉って感じに思って貰えれば（笑。
オーガスト作品全部やった身としては、これは集大成な作品と言っていいと思います。
毎回そうなんだけど、今回は特にそういうのを強く感じた。
全作品の要素が少しずつ盛り込まれ、それでいて、欠点が克服されている。
クリア直後で上手くまとまんないけど、いつか上手く考察としてまとめたいですね。
（といいつつやったためしは、かにしの以外ないというツッコミは置いといて…）
とりあえず、これから始める人は瑛里華のあとに桐葉やった方がいいとだけ。シナリオ
出だしがとても冴えない印象で、それはオーガスト作品どれもそうなんだけど（ぉ、
いつもオーガスト作品って出だしだけじゃ秘密だらけで、体験版やっても意味ない。
やってて、つくづくオーガストっぽくないけど、やっぱりオーガスト的です。
バイナリィでいえば、休憩時間のだべり、はにはにで言えばカフェテリアでだべった、あのまったりな空間は今作では、寮でのお茶会。パーティー的だけどアットホームでみんな楽しく意味のない話を咲かせるというノリが帰ってきて嬉しかった。そういう雰囲気が好きなので。あけるりにもあったけど、お話上どうしても若干堅苦しい感があったし。
オーガスト作品は今まで、はっきり言ってしまえば、大ラストはともかく個別ルートでの後半の盛り上げ方が下手な作品が多かった。
上手になってきたと感じたのは、「夜明け前より瑠璃色な」からでしょうか。
そして今作FORTUNE ARTERIALでは、さらに無難な所へ持っていったかな。
各ルートでは問題点をはっきりさせながら丁寧に作っていて、ちょっと違うし上手く言えないけどToHeart的なキャラの可愛さを出しつつ、無難に小規模だけど感動的な盛り上げ方をしていく。
あと、サイドビュー（ヒロイン視点）描写の使い方があけるりより遥かにうまくなってる。
本当は、PS2で追加された「夜明け前より瑠璃色な」の翠・エステルルートで感じたイメージが一番似てるんだけど、こっちを引き合いに出しても理解できる人は少なさそう…。
グラフィック
べっかんこうさんの絵は確かに判子絵なんだけど、いい意味で安定してていいと思うんだ。
設定ありきで攻めるオーガスト、背景絵の枚数も特に不満なく。
その力の入れようはデモムービーで宣伝してるし、それを見た方が早い気が。
にしても屋上に樹木とか芝生とか誰がどうやって管理してるんでしょうかね（笑。
立ち絵の動かし方とかは、直前にやったのがぱれっと作品っていうのもあって物足りないけど、それでも、伊織を吹っ飛ばす瑛里華の立ち絵なんかもきちっと用意していて、抜かりはない。
ボイス
これにどう文句をつけろと…。
つけたくてもつけれません。
プレイ前は観村咲子さんに保奈美的なイメージを持ってしまいそうと思ったけど、プロをなめちゃいけませんね。
イメージ的には白役の姫川あいりさんがピッタリすぎるんですが、どこから引っ張ってきたんでしょうね？
音楽
さりげに曲数は多いんですよね。ActivePlanetsって未だに私には謎なんですが、
キラーサウンドみたいなのはなかったけど、無難にエロゲっぽい音楽の集大成って感じ？
音楽には疎いのでイメージでしか語れませんが。
ボーカルの人はとても有名な人の別名義という噂でもちきりですが、それはそれ。
特別凄いわけじゃないけど、嫌いなわけでもなく中の上レベル。
総評
オーガストはよくぞここまで成長したなぁ。
バイナリィで惹かれたモノをここで6年近い歳月を経て成長してもう一度見せてくれた。
自分的にはそれだけで満足です。
プリホリ以降の作品がどうも納得いかなかったんだけど、自分が見たかったのはこういうのだったんだ…と。
自分が見たかったのは超展開じゃなくて、ラストにみんなが絡む話だったんだ…と。
理屈ではなくて感覚的なもので申し訳ないんですが。
自分は6年経っても成長しませんね（苦笑）
確かに甘っちょろい理想論的な話かもしれません、確かにプリホリのような「超」といえる展開はありません、確かに物事はこんな単純には解決しません、確かに突き詰めるとおかしいところばっかりです。
でも、そんな細かい理屈をふっとばしてくれる暖かい話や人間関係、そして理想論、それぞれのキャラに何らかの伏線を持たせる綺麗さ。
そんな所に自分のオーガスト好きな原点があったのかと思い知らされました。
と、堅苦しい話は抜きにして、もう少し「八幡平司」は活躍するかと思ってたんだけどなぁ。地味な所で大活躍してますけどね。
それにしても、伊織×征一郎の怪しい関係が気になってたまらないですな。
そんな男キャラが気になってしまう変な魅力を持った作品でもあります。
好きなシナリオ：千堂瑛里華
もちろんラストに関わる方。
好きなキャラ：東儀白、紅瀬桐葉
白はマスコット的な可愛さ。あと、白がおびえて震えるシーンとか面白かった。
桐葉は、不器用な可愛さ。
なんていうのか、妹にするなら白、嫁にするなら桐葉って感じに思って貰えれば（笑。
2008-01-28 02:19
nice!(0)
コメント(1)
トラックバック(0)
TITLE:
SECRET: 0
PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
たぬきおやじさん
初めまして管理人うぃんぐです。
申し訳ありませんが、ネタバレに配慮して、ここでは削除しました。
返信は、ttp://mosiraba.blog72.fc2.com/blog-entry-59.html
にて行いました。
by うぃんぐ (2008-02-03 01:20)