しにがみのバラッド。7レビュー [ライトノベル]
作者:ハセガワケイスケ
イラスト:七草
電撃文庫
いや、びっくりした。続き物(ネタバレ)だったとはね~♪
今回は作風が5巻までに戻りましたね。こういう話は読んでてくるものがありますね。今回のテーマは多分「やさしさ」。
本当に「やさしい」とはどういうことなのか考えさせられましたっす。
そして、もう一つあげるとすれば、何事もやってみなきゃ結果はわからないってことですよね。しかし、自分が傷つくとわかってて行動に移るのはなかなか大変なことです。
なんだかまとまり悪いですが私が感じたのはこんなところですね。あとは、恐らく幾間大輝(1巻ヒカリのキセキの主人公)キタ。絵1枚で人を感動させられるっていうのは本当に「光」って感じですよね。カッコよすぎ(笑)
最後の話は相変わらず謎が多いですね。さっぱり先が読めません。うん、今回はスッキリではないけど心に響くものがあったってことで。
小説版NHKにようこそ [ライトノベル]
というわけで読んでしまいました。なんというかたまにはそういう気分なときもあるんですよ。ハイパーばななさんところのレビューを見て買いました。
こういう作品は激しく自己嫌悪に陥るから普通は読まないんだけど。漫画版も買ってないしね。
まぁとにかく買って読みました。そしてやっぱりへこみました。
確かに自分は大学辞めてないし、薬なんて手を出す気すらないけど、すっごく大学辞めたくなった時期があってそこで踏みとどまらずやめたらこんな感じになったかもとか思ってしまう。
でも大学は辞めてないけど、部活はやめて、最低限の授業だけ出てエロゲー生活にどっぷりすぎるほど漬かってた時期のある自分にとっては痛い話ですが。自分の場合はたまたま大学の友達・高校の友達・中学の友達と多くの人の話を聞けたから徐々に抜け出したって感じですが。なんていうかこういう感情(自分の場合は人間関係に耐えられないってこと)はみんな少なからず持ってるんだってことがわかって開き直れたって感じですね。
なんというか途中でエロゲー作ろうぜって話になるのも痛いなぁ。自分の場合は大学辞めて電撃文庫に何か投稿して小説家になるんだぁって、ロクな文章書く練習もしてないのに考えてたし。
あと、ロリに目覚めるっていうのも笑えないね。エロゲーやり始めた初期の頃は嫌悪覚えるくらい嫌だったのに、今じゃ抵抗感ないしね。
とにかく、救いなんて何もないです。結局せっぱつまったらギリギリでなんとかなるっていうのも現実的ですしね。ひきこもってたってギリギリになりゃどうにかなるっていう話ですか。ひきこもってはいない自分にはそこまでの底辺はわからないですが、こうなってしまう可能性があったと思うと他人事ではないですね。
最後に、岬ちゃんを救えたってだけでも私よりは人生頑張れてますよ、主人公。自分だったらきっとタクシーで追っかけたりできないから・・・
余談:NHKって言葉は便利ですね。日本ほなみん協会でも作ろうか(ぇ)
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それでも、表紙に惚れた人や魔女っ娘に反応しちゃう人は
買ってもいいんじゃない?的な作品。